1. HOME
  2. 無垢材の特徴

節について

節について

無垢素材の「節(ふし)」とは、丸太から板状に切り出したときに現れる枝の断面のことを指します。一般に節の少ないものの方が高額で取り引きされています。節がひとつもない材木は「無節(むぶし)」と呼ばれ、いわゆる最高級品として取引されます。次いで少しだけ節のあるものが「上小節(じょうこぶし)」、もう少し大きい節のあるものが「小節(こぶし)」と呼ばれ好まれてきましたが、近年では節の持つ自然の魅力を積極的に活かしたデザイン家具も多くなってきています。そうした商品は天板の「割れ」や「節」の部分にポリエステル樹脂を注入し、平らに仕上げます。

剥ぎ合わせについて

剥ぎ合わせについて

「剥ぎ(はぎ)合わせ」の無垢材とは、様々なの厚みに応じて板状にカットした天然木を接合させて作る部材のことです。 こうすることで反りや割れが起きにくくなり、また一枚板の家具に比べお求めやすくなります。一方「剥ぎ合わせのない」無垢素材とは通称一枚板のことで、その多くはテーブルの天板として使用できるように加工されたもののことを指します。剥ぎ合わせの無い無垢家具はやはり重量感と独特の表情が最大の魅力で、他のどの加工方法よりも「木」そのものの本来の風合いを楽しむことができますが、自然に近い分収縮や反り、ひび割れなどが生じやすく、また希少価値が高いため価格も高くなります。

塗装について

塗装について

無垢家具をより長くお使いいただくために塗装は欠かせません。塗装にはオイル塗装とウレタン塗装の大きく分けて二種類がありますが、どちらの塗装もそれぞれ目的や用途がありますので、それによって仕上がりもお手入れの仕方も変わってきます。

オイル塗装は木の通気を妨げない塗装で、木が最も自然におかれている状態に近いものとなります。このため湿気や水には弱く、表面の耐傷性も強くありません。ですが、そうした傷が良い風合いとなっていきます。また熱や乾燥にも弱いため、定期的なオイルの上塗りも必要となります。

ウレタン塗装は木の表面を樹脂で覆う塗装で、オイル塗装に比べて傷に強く、水によるシミなども起きにくいのが特徴です。クリア仕上げは、ほんのり木が濡れたくらいの色味で仕上がり、とても透明感のある仕上がりにできます。またご自身で定期的に上塗りをするようなメンテナンスが必要なく、そのまま長期間使用できるのも魅力です。

ページのトップへ